2021/9/27号:売上増加を目的とした出店の先に備えるべきこと

  先週の弊社のYouTubeチャンネルですでにお伝え致しましたが、

日経新聞の報道によりますと、

中四国地方で総合スーパー(GMS)首位のイズミは、

店舗ごとのROIC(投下資本利益率)の導入の検討に入ったそうです。

 

  記事では、「市場が限られ、競合が激しくなるなか、

積極出店やM&Aで利益を伸ばす手法に限界が見えてきた。

  度重なる投資で増えた資産を利益に結びつけるため、

規模拡大と効率改善の両立を図る。」と述べ、

イズミ側のコメントして、

「売上高が増えれば利益も増えるという考えが強かった。

  肥満体からの脱却が急務だ。」と挙げています。

 

  市場が伸びない環境下で、

売上増加を狙って出店することはセオリーではありますが、

いずれ限界を迎えますので、

その先は既存店の収益性が問われることとなります。

 

  弊社としまして、

これまで経営戦略のご支援先様や研究会等の場で、

お伝えしていることですが、

上場企業でもできていない事実は驚きです。

  パチンコ店ビジネスも一店舗当たりの売上高が大きいですし、

市場も伸びておりませんので、

同じ現象に向き合う必然性を抱えています。

 

  早めに投下資本利益率を意識した経営をすれば、

コントロールは十分可能ですし、

出店のあり方によっては投下資本利益率を引き上げることはできますので、

ぜひ考え方を採り入れられることをお勧め致します。

 

  弊社では隔月で勉強会を開催しております。

  10月6日に次回の開催を予定しておりますが、

本日のテーマを含めて、

多店舗展開に関するセオリーやノウハウをお伝え致しますので、

ぜひご参加に向けてご検討ください。

  詳しくはこちらをご覧ください。

 

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チェーン店様が成長する過程で必ず抱えるニーズに万全な体制でサポート致します

 

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