2021/1/12号:戦略立案にあたってお勧めしたいこと

  2021年の経営戦略や営業戦略を構築することにあたって、

コロナの影響や新規則機への移行といった環境変化の要因に向き合うことを

漏れなく取り組まれていることかと思います。

 

  こういった外部環境要因を分析することは、戦略立案の教科書的な表現であれば、

「PEST分析」ということとなりますが、戦略立案のうえで必要不可欠な観点です。

 

  それでは、なぜ「PEST分析」に取り組むのでしょうか。

 

  もちろん、環境変化に適応するためであることは当然ですが、

「PEST分析」に取り組む価値は、「PEST分析」を通じて

「機会」を見出すことです。

 

  「ピンチはチャンス」と言われるように、外部環境の大きな変化はピンチでもあり、

「機会」すなわちチャンスでもあります。

 

  ぜひ、これから続く外部環境の変化を、自らの「事業機会」にすべく、

「何かチャンスにできることはないか?」といった観点で議論されますことを

お勧めします。

 

  間違いなくチャンスとできる観点がありますので、「PEST分析」を

セオリー通りにしっかりと取り組んでいただければと思います。

 

  さらに、「PEST分析」に取り組まれましたら、「業界構造分析」と

「市場環境分析」にも取り組むべきです。

 

  特に「市場環境分析」のうち、競合に対する優位性の観点は、

戦略を構築するうえで、必要不可欠です。

 

  外部環境の変化に適応することが精一杯で、競合に対する競争力で

上回る観点で戦略を構築していなければ、良い結果を生むはずもありません。

 

  ご支援を通じての実感ですが、今年の経営戦略や営業戦略の案を拝見しますと、

外部環境要因への適応の観点は盛り込まれていますが、競合に対する競争力を

劇的に引き上げる観点では総じて弱い印象です。

 

  場合によりましては、最初の案では漏れていることすらあります。

 

  戦略の立案の仕方にはセオリーがあります。

 

  戦略立案の段階で漏れていることは、実行されません。

 

  以上のように、ぜひ戦略立案の仕方のセオリーに立ち返って、

しっかりと練り込んでいただくことが肝要かと考えます。

 

  今週の13日にセミナーを開催します。

 

  2021年の経営戦略と営業戦略を構築するうえでお役に立てますように、

企画致しました。

 

  後日のストリーミング配信でも受講できますので、戦略構築を通じて、

良い結果を生み出すためにもご参加をご検討いただければと思います。

 

  詳細はこちらをご覧ください。

 

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チェーン店様が成長する過程で必ず抱えるニーズに万全な体制でサポート致します

 

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