2019/8/26号:色の使い方にこだわる

  飲食店では外観をはじめとしたデザインにおいて、

色の使い方にこだわります。

  できれば食欲をそそる方が好ましいので、黄色がよく使われます。

  ファミレスのデニーズや、カレーのCoCo壱も黄色を使っています。

  もちろん、刺激色の赤色やオレンジ色を看板に使っているケースもよく見かけます。

  一方で、黒色や紺色は高級感を感じさせますが、

食欲をそそる効果は期待できませんので、

使われるケースは少ないです。

  流行り廃りが激しい業界ですので、

繁盛させるための色の使い方にこだわることが、

ある意味当たり前となっています。

 

  これに対して、パチンコ店の場合には、

射幸心をくすぐる必要性がありますので、

刺激色が望ましいことになります。

  店舗の外観における色使いはもちろんのこと、

4円パチンコや20円スロットのような高単価部門であれば、

刺激色を使う方が望ましいです。

  赤色は勝率を上げるとの学問的な検証もあるそうです。

  もちろん高級感を打ち出したい場合は、

白色や黒色のトーンで表現することもひとつです。

  一方で射幸性というよりは、

長時間にわたりリラックスして遊技を楽しまれるような低玉部門であれば、

リラックス効果がある黄緑色などを使うケースが多いと思います。

 

  色彩によって人は心理的に影響され、行動が変わるため、

色彩心理学という学問も発達しておりますので、

少し修得されますとお店作りに活かせます。

  さまざまなエリアを視察したり、調査させていただく中で、

色の使い方に違和感を感じることが、まだまだありますので、

むしろ多少の知識を持つことは必要不可欠かもしれません。

  読者の方々のご参考となりましたら幸いです。

 

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チェーン店様が成長する過程で必ず抱えるニーズに万全な体制でサポート致します

 

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