業界の皆様がよくご存知のとおりに、
北海道の有力企業様をはじめ、
2.5円パチンコを積極的に推奨するなど、
1円以外の様々な低貸玉の取り組みが増えています。
なかには多額のプロモーション費用を使われるなど、
業界初の取り組みとしてPRされる企業様も見受けられます。
これらの動きは、いわゆる『先発優位性』を狙った動きです。
『先発優位性』のメリットとデメリットを良く考えて
『先発優位性』のセオリーをふまえて取り組めば、
それなりの効果があるのですが、
パチンコ業界における『先発優位性』を狙った動きには、
どうみてもセオリーをふまえているとは感じられません。
例えば、せっかく新しい変則貸玉のカテゴリーを
多くのコストをかけて開拓しているのであれば、
第一想起ブランドとして
そのカテゴリーと自社もしくは自店のブランドとの
結びつきを意識することが、セオリーのひとつです。
また『後発優位性』という考え方もありますので、
どちらが戦略的に自社にあっているかの検証も必要です。
回り道と感じられるかもしれませんが、
少しセオリーを学ぶことに時間をかけていただければ
試行錯誤を減らせるものと感じました。
当コラムを読んでいただいた方々の
ご参考になりましたら幸いです。