少子高齢化社会の到来と言われて久しくなりますが、
お客様層を年齢別・世代別で分けた場合に、
ホールのお客様においてもミドル・シニア層が
主体となることを予想される方が多いと思います。
先日、ある地方の主要都市を訪れましたが、
地域一番店~三番店ともミドルの海客・ジャグラー客がいない状況で、
ミドル・シニア層が低玉で遊技され、
ヤング層が新台とスロットを遊技している状況でした。
そこから感じましたことは、
4円ミドル海客・20円ジャグラー客を大事にすることは
依然として重要ではありますが、
一度信頼を失うと低玉に移行するか、
最悪休眠化してしまうリスクが高いことです。
また、将来不安を感じているミドル・シニア層を
ターゲットに集客をすることが業績向上に向けて正しいのか、
むしろ将来不安の少ないヤング層をターゲットにした方が
無理がない場合もあるのではないかと感じました。
もちろんヤング層のエリア単位での
マーケットサイズの問題はあろうかと思いますが、
全国一律の考え方や世論に流されずに、
エリアの状況を冷静に見ることが原点として重要と考えます。