販促・広告規制の中で、
パチンコ店営業として考えるべきことについて、
触れたいと思います。
これまで、販促ボリュームや販促センス、
雑誌系やピークイベント等に対する広告予算の積極的な投資等が、
競合に対する自店の差別化の手段として実施されている店舗が、
比較的集客でき、業績が堅調な例が多かったです。
販促・広告規制が実施された場合は、
その差別化としての手段が効果を出しにくい状況になることは
皆さんも十分すぎるほどご理解されているものと思われます。
このような事態となった場合に対する対処を考えた場合には、
まずマーケットにおけるリーダー(一番店)が有利で
マーケットシェアをじわじわと上げて行く事が予想されます。
この流れを食い止めるためには、
チャレンジャーである2番店は差別的優位性となるようなものを設定し、
3番店以下の店舗はフォロアーとしての道を選択するのか、
ニッチャーとしての道を選択することが必要となります。
マーケットにおけるポジションに応じたセオリーに基づいて、
自店の方向性や差別的優位性の構築について考えていただくことが重要です。
差別的優位性を構築して、
それをお客様にはっきりと認識できるほどにお伝えすることに
早めに取り組んでいただくことをお勧めします。
すでにこのような観点で取り組まれている企業様が
存在していますし、結果も伴っています。
いずれにしましても、
これまで頼って来た差別化の手段を奪われているので、
それに代わるものを見い出す観点での取り組みが重要です。
ご参考になりましたら幸いです。