シェア論の観点からは、設置台数シェアと客数シェア等を見ることができますが、
広告規制が厳格に施行されて以降、特に輪番店休が終了となった10月以降、
設置台数シェアの差によるリニューアル効果や新規出店効果が
効いているものと判断しています。
広告規制前であれば、いわゆる煽り営業を得意とする店舗であれば、
イベントの企画・実行力や販促のセンス・ボリューム等の差別化要素を
打ち出すことにより、設置台数シェアの差をはね返す事例も見受けられました。
ところが、広告規制によって、それらの差別化手段も使えなくなりましたので、
設置台数シェアの差をカバーする手段がなくなったことにより、
話題機の大量導入等をはじめ、設置台数シェアの差が
明確に効いているものと考えます。
今まで以上に、シェア論をふまえた営業戦略の立案の重要性が増していますので、
これを機会に戦略の見直しをしていただくことをお勧め致します