店舗ビジネスにおける成功要因の中では、
通常立地が一番の要因と言われています。
もちろん立地が多少不利であっても、
以下のパターンであれば、立地の不利を克服して、
成功することは可能です。
①業界一位のM社のように第一想起や純粋想起をもたらすほど
広告宣伝活動に力を入れている結果、
ブランディングが出来ているケース
②各地域でドミナントで店舗展開している地場の強豪企業様で
地域のお客様から営業に対しての一定の信頼性を勝ち得ているケース
③エリアにおける既存店を大幅に圧倒できるほどの
超大型店舗(通常は1,000台以上)で、
お客様から目的性をもってご来店いただいているケース
④その他のケース
今年も首都圏をはじめ、新規出店が行われておりますなかで、
失敗するケースが相変わらず目立ちます。
新規出店の場合、当該エリアのお客様から観た場合、
ブランディングができていない企業様で、
どういった営業をするかのイメージが持たれていない状態で、
既存店の設置台数と比較して圧倒できていないケースにおいては、
ほぼ失敗しています。
逆に申し上げれば、
上記の①、②、③のケースのどれにもあてはまらないようでしたら、
立地にこだわる必要性が、より高まっていることを
是非再認識していただくことをお勧め致します。
この場合における立地は、
商圏の特性を含めての立地とお考えください。
例えば、煽り営業が得意な企業様にとって
向いている商圏特性と、
高い還元率で平常営業を行なっている企業様にとって
向いている商圏特性とは異なるはずです。
また、立地が不利で、
上記の①、②、③のケースのどれにもあてはまらないようでしたら、
長期にわたる放出による信用性の構築が必要と判断します。
是非、成功要因の比重が、どうなっているのかを最低限検証のうえ
新規出店に臨んでいただきたいと思います。
また、既存店の活性化のご参考となりましたら幸いです。
本年は、弊社サービスのご導入をはじめ、
コラムや弊社小冊子のご購読・お問い合わせをいただきまして、
たいへんありがとうございました。
来年もより一層、ご支援先様のお役に立てますように、
サービスを御提供申し上げるべく努めて参りますので、
よろしくお願い申し上げます。
良いお年をお迎えください。