すでにご存知の方もいらっしゃるものと思いますが、
RFM分析という分析手法があります。
これは、パチンコ店ビジネスに置き換えて考えれば、
R(最新来店日)・F(来店頻度)・M(使用金額)の
三つの観点からお客様を分析するものです。
お客様には、毎日ご来店されますが一回あたりの
使用金額が3000円のお客様もいらっしゃれば、
週一回のご来店頻度ですが一回で3万円の
使用金額のお客様もいらっしゃると思います。
これは、FとMの組み合わせからわかります。
稼働重視であれば前者のお客様を大切にしますし、
売り上げ重視であれば後者のお客様を大切にすることと思います。
こういったお客様の構成比をコントロールすることも大切な視点です。
また、来店頻度の高いお客様がある日突然ご来店されなくなったり、
ご来店が少なくなってきた場合には、
そういったお客様がパチンコやスロットをしなくなったとは考えづらいですので、
引越しした場合を除けば、競合店に奪われていることを意味します。
これは、RとFの組み合わせからわかります。
このようなお客様の離反は売り上げや稼働に与える影響が大きいですので、
重点的な管理が必要です。
このようにRFM分析から得られる視点は、
営業や経営のヒントに重要な示唆を与えてくれます。
システム上の制約はあるかと思いますが、
いかに制約を克服して、
営業に役に立つ情報をどう入手するか工夫すべきです。
弊社もご支援先様にパチンコ店営業に役に立つようにノウハウをお伝えしていますので、
是非、RFM分析を使いこなされますことをお勧めします。